7月12日、「墨田祭りセッション」開催!

ものすごいイベントを企画しました。はっきりいって、画期的な1日になるはずです。「橋の下世界音楽祭」に負けてらんねえぞ、という気迫で企画した渾身のイベントです!

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月刊「ラティーナ」&大石始プレゼンツ「墨田祭りセッション」
〜東京天水連 vs mocidade samba system vsタブラクワイエサ

7月12日(日)浅草 アサヒ・アートスクエア
16時〜20時
入場料 予約:2800円 当日:3300円

出演:
東京天水連(東京高円寺阿波おどり)
mocidade samba system
タブラクワイエサ

司会:山口屋左七 (錦糸町河内音頭大盆踊り司会)

祭り映像ワークショップ:
大石始(ライター/エディター)
花田勝暁(「ラティーナ」編集長)

祭りDJ:大石始

世界の音楽情報誌「ラティーナ」とライターの大石始が浅草アサヒ・アートスクエアで架空の祭りをでっち上げる! 各国の打楽器アンサ ンブルが対決。アサヒ・アートスクエアが灼熱の祭り空間に早変わりします。また、大石始が日本各地で撮影してきた祭り映像上映もあり。 ワールドミュージックとしての祭り文化の楽しみ方をレクチャーいたします。

■予約方法■
下記の予約フォームにアクセスし、氏名、人数、メールアドレス、電話番 号をご登録下さい。イベント当日、予約価格でご案内します。
http://goo.gl/forms/CL8YD05a8i

[プロフィール]
●東京天水連(東京高円寺阿波おどり連協会所属)
「天水」とは「天から降る水と踊りさえあれば あとはもう何もいらない」というほど阿波踊り が好きな人のこと。東京天水連は、高円寺で自 分たちの理想の阿波踊りを踊りたいと昭和60年に結成された。結成以来、阿波踊りの基本と 伝統を守りつつ、「自分達の理想の阿波踊り」を求めつづけている。

●mocidade samba system
バテリア(打楽器 ) そしてサンバの可能性を探る ために結成された G.R.B.P. mocidade vagabunda の 可変型少人数バテリア・ユニット mocidade samba system (m.s.s.)。クラブシーンでのDJとのコラボレーションや、様々なジャンルのミュージシャンのバック・サポート、大人数打楽器隊のみでのバツカーダなど、シチュエーションに合わせて編成やメンバーを変幻自在に組み替えて活動する打楽器ユニット。

●タブラクワイエサ
日本初のエジプト太鼓のアンサンブルバンド。 2000 年エジプト カイロにて結成。メンバー各々エ ジプトに太鼓留学経験有りの本格派。電源不要の移 動演奏を得意とし、叩く、踊る、笑う、たまに歌う。 エジプト大使館、大学、企業などの記念式典から新宿2丁目系、お洒落クラブ系、民族音楽系、ROCK 系のイベントまで幅広く出演。海外、国内の有名ミュージシャン、ベリーダンサーとも共演多数。

●山口屋左七(司会)
土手芸人・司会者、ライターを自称していたこともあるが閉店休業中。2002年より、錦糸町河内音頭大盆踊りの運営にかかわり、2007 年から司会を務める。司会はあくまで添え物、福神漬けはカレーライスを凌駕しない、というスタンスでマイクを握っている。 でも注目されたらされたで嬉しいかも。錦糸町の踊りの輪は天然ラウンドモッシュではな いかと思っている。他に、東京の女流義太夫の楽屋裏の隙間産業なども担当。

会場:
浅草 アサヒ・アートスクエア
東京都墨田区吾妻橋1-23-1スーパードライホール4階
http://asahiartsquare.org/ja/about/

主催:(株)ラティーナ/大石始
問い合わせTEL:03-5768-5588(ラティーナ)

東京郊外の奇跡ーー久米川FOGGY

僕が参加しているTOKYO SABROSOというDJクルーがあります。
このクルーが軸足を置いているのは、ラテンやアフロなどのトロピカル・ミュージック。これまで奇数月第三金曜日、久米川のFOGGYというイカれたDJバーでその名も「TOKYO SABROSO」というパーティーを定期開催してきたのですが、年内でFOGGYでの開催は最後。今後は都心で不定期開催していくことになりました。もちろん都心に移ってもTOKYO SABROSOの「出身地」がFOGGYであることは今後も変わらないのですが、思い入れも強いハコであるため、すでに何ともいえぬ寂しさが込み上げています。

僕がFOGGYで初めてDJをやらせていただいたのは2009年の9月。そのときのことは以前自分のブログでも書いたのですが(http://hazimahalo.exblog.jp/11838847)、当時かなりのカルチャーショックがあったことを今も鮮明に覚えています。住宅街のド真ん中にFOGGYのようなイカれたハコが存在していること。そこに集う人々が濃い顔ぶればかりだったこと。そして何よりも僕が惹きつけられたのは、オーナーである岸さんの人柄でした。
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僕よりも10歳ほど年上の岸さんは埼玉県川越市の出身(ちなみに、奇遇にも僕も川越育ち)。80年代前半にはロンドンに長期滞在し、当時のアンダーグラウンドなクラブ/ライヴ・シーンを体験してきたという方です。あとで分かったことではあるのですが、FOGGYに充満するルードで自由な雰囲気は岸さんが80年代にロンドンで体験してきたものでもあったんですね。ありふれた日常をどのように活き活きとしたものにするか。退屈な人生をどうやってサヴァイヴしていくか。岸さんはロンドンのクラブ・シーンでギャズ・メイオールとその仲間たちから学んできたものを久米川〜八坂という東京郊外のありふれた風景のなかで表現しようとしてきたわけで、岸さんもかなりイカれた人であることは間違いありません。そんなFOGGYと岸さんに魅せられた僕と仲間たちは、その岸さんも巻き込んで2012年より「TOKYO SABROSO」というパーティーを始めました。
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これまでに出演しきたバンド/DJの顔ぶれは豪華そのもの。
そして何よりも素晴らしいお客さまに恵まれたパーティーだったなあ、とつくづく思います。SOUL BONANZAがプレイするアフロ・ファンクに大騒ぎし、YOSUKEくんのカリンボやHIROくんのサルサに熱狂し、岸さんのプレイするブーガルーやMAMIYAくんのニーナ・シモンに反応し……「TOKYO SABROSO」はFOGGYなくしては実現しなかったパーティーだと本当に思います。

そんな思い出深い「TOKYO SABROSO」@FOGGYも残すところ、あと2回です。
都心からはかなりアクセスの悪いところであることは重々承知していますが(笑)、後悔はさせません。ぜひ遊びにきてください。そして、「東京郊外の奇跡」とも言われたFOGGYの空間を体験しにきてください!

9/19(金) @久米川FOGGY (http://foggydmb.com/)
22:00~5:00
¥1.500/1D

GUEST DJ:
山名昇 (BLUE BEAT BOP!)
DJ 吉沢Dynamite.jp
DADDY U (RUMBABOX)
DJ ERI (diskunion)

TOKYO SABROSO DJs:
SOUL BONANZA SOUNDSYSTEM
大石始
岸邦夫 (FOGGY)
YOSUKE (BAOBAB)
A Boy Named Hiro (RESPONSE)
MAMIYA

Support DJ:RYOTA(FRANTIC BROWN BEAT)

FOOD:RED ELEPHANT CAFE

「橋の下世界音楽祭 SOUL BEAT ASIA 2014」、終了!

先週金曜から日曜にかけ、愛知県豊田市で行われた「橋の下世界音楽祭 SOUL BEAT ASIA 2014」、あまりにも込み上げてくる感情が多くて未だにあの震えるような感動を言葉にできないのですが、とりあえずケイコ・K・オオイシの写真をどうぞ。
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橋の下で感じたことは、いま準備している次の次の本で形にしたいと思っています。また、『雲南COLORFREE』や『チベットチベット』の監督で知られるキム・スンヨンさんに会場でインタヴューしていただいたので、そちらも何らかの形で世に出るかもしれません。
今年会えた人も、今年残念ながら来れなかった人も、また来年あの橋の下で会いましょう。それまで僕も、自分なりの「橋の下世界音楽祭」を続けたいと思います。

韓国からまさかのチャン・ギハと顔たち緊急来日!

Kaotachi『大韓ロック探訪記』刊行記念、韓国からまさかのチャン・ギハと顔たち来日!僕もDJをやらせていただきますが、当然大韓ロック・セット。韓国以外の音源は一切かけません(笑)!
僕の活動をフォローしてくださっている方の中にはチャン・ギハと顔たちをご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、彼らのライヴは本当に凄いですよ。アジア・ロック史を今後塗り替えていくバンドだと僕は信じています。また、500人規模のヴェニューで彼らのライヴを見れるのは、韓国ではありえないこと。韓国在住の友人にも「そんな小さな場所でチャン・ギハと顔たちを観れるなんて!」と羨ましがられました(笑)。長谷川さんも大韓ロックDJをかましてくれますし、尊敬する岸野さんも登場。ぜひお見逃しなく!

5/25(日)下北沢GARDEN(http://gar-den.in/
公演タイトル:顔たちと友人たち ーー 長谷川陽平『大韓ロック探訪記』刊行記念 チャン・ギハと顔たち 緊急来日公演決定!

出演:
チャン・ギハと顔たち featuring 在日ファンクホーンズ (後関好宏・ジェントル久保田・村上基)
GELLERS
GEZAN

DJ:
長谷川陽平
岸野雄一
大石始

こちらは映画「悪いやつら」にも使用された1曲で、ハム・ジュンアとヤンキースが70年代に残した大韓ファンクの名曲のカヴァー。格好いい!