続いて5月16日にはB.O.N全面制作「大韓ロック探訪記」が刊行!

表紙24月に刊行された「MANU&CHAO」に続いて世に出るのが、B.O.N全面制作による書籍「大韓ロック探訪記〜海を渡って、ギターを仕事にした男」。去年から今年の頭にかけては2冊同時進行になってしまったため、かなりのハードスケジュールになってしまいましたが、こちらもかなり気合いを入れて作りました!

こちらは90年代半ばから韓国で活動を続けているギタリスト/プロデューサー、長谷川陽平さんをナヴィゲーターにしながら、これまで彼が見てきた韓国インディー・シーンのエピソードと韓国社会の生き生きとした姿を描こうというもの。大石始/編著、ケイコ・K・オオイシ/デザイン・写真・イラスト、企画立案もB.O.N。まさに僕ら2人と長谷川さん、そして発売元であるDU BOOKSの筒井さんと4人で作り上げた入魂の一冊です。

前書きにも書きましたが、長谷川さんと初めてお会いしたのは2012年の4月、ソウルでのことでした。「New Korean Music Guidance」という書籍用の取材がその目的だったのですが、一晩にして意気投合。長谷川さんが次から次へと繰り出す韓国のおもしろエピソードに興奮してしまった僕は、その晩のうちに「長谷川さん、一緒に本を作りましょう!」と直談判していたのでした。考えてみると、どこの誰だか分からないライターのオファーを受けてくださった長谷川さんの懐の深さには頭が上がりません。

60〜70年代の大韓ロックの破天荒な魅力、長谷川さんが体験してきた90年代韓国インディー・シーンの熱さ、そして韓国社会の変化とそのなかでも消えることのない音楽の力。これまでメディアでは取り上げられることのなかった隣国・韓国の人間くさくて憎めない姿に愛着を感じていただけるはずです。
なお、長谷川さんは現在チャン・ギハと顔たちというバンドのメンバーとしても大活躍中。現地のバラエティー番組出演をきっかけにお茶の間でもブレイクしてしまい、一緒にソウルの街中を歩いていると、あちこちらからサインや写真撮影をねだられるという人気者になってしまいました。正直、この本の企画を立ち上げたときはこんな状況になるとは思いもしませんでした(笑)。

というわけで、5月16日発売「大韓ロック探訪記〜海を渡って、ギターを仕事にした男」、「MANU&CHAO」と共にどうぞ宜しくお願いいたします!

詳細はこちらまで!
http://diskunion.net/rock/ct/detail/DUBK060