江戸の華やかさを味わえる浅草・三社祭

写真こんにちは、大石始です。2013年5月18日、浅草・三社祭へ行ってきました。
僕らが行ったのは2日目の氏子各町神輿連合渡御。ものすごい人垣ができている浅草寺前ではなく、慎ましい雰囲気の浅草神社の前に陣取って撮影をしてきました。
ここ数週間のうちに行った府中の「くらやみ祭り」や青梅の「青梅大祭」に比べると、江戸らしい華やかさが神輿や囃子から感じられるのが三社祭の魅力。洗練されていてオシャレ、それでいて浅草らしいルードボーイズムが祭りのなかにしっかり息づいていて、大都市・東京を象徴するお祭りらしい風格がありました。
三社祭は1312年に始められた浅草の船祭をルーツに持つとされ、江戸時代には浅草神社と浅草寺が一体になった「観音祭」または「浅草祭」として賑わったとされています。浅草神社は628年創建とされることから、かなり長い歴史を持つ神社。ただし、その浅草神社の大祭である三社祭そのものは大都市・江戸の発展と共に確立されてきた祭りであり、現在も受け継がれる神輿や囃子、びんざさら舞の伝統からは、江戸文化のモダンな魅力がしっかり伝わってきます。日本の古層まで突き抜けてしまうような土着的な芸能や祭りも最高ですが、ニューウェイヴ感のある三社祭もやっぱりステキですね。

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)