1週間で3本のトークイベント!

先週は一週間で3本のトークイベントがありました。ここ最近トークをやる機会が多いのですが、さすがに1週間で3本は初めての経験。

6月7日(土)は昨年3回ほど講座を開かせてもらった「オトトイの学校」の特別版。「DISCOVER NEW JAPAN RETURNS この祭へ行け2014」と題して、今年見るべき祭りや伝統芸能をゲストのみなさんと共にご紹介しました。
ゲスト講師は西嶋一泰さん(『MATSURIsta!』編集長)、noa kobayashiさん(明日襷)そしてゲスト・ライヴに浜見舞の2人。トーク&ライヴどちらも熱気のこもったもので、僕も最高に楽しんでしまいました!特に衝撃的だったのが、青ヶ島出身の荒井康太くん(浜見舞)が持ってきてくれた、昭和40年代の青ヶ島の神事の映像。完全に神懸かりに入った女性たちのステップはトラウマ級のヤバさでした。そして、それを見ながら「うわ、ヤバイ!」と盛り上がってくれるお客さんも最高だなあ、と(笑)。
しかも会場は近年「酒場音楽祭」を開催して話題を集めている庄や青物横丁店。酒場の大広間でディープな神事の映像を観る、その楽しさはなかなかのものでしたよ。悪天候にも関わらず、満員御礼。来てくださった皆さんに心から感謝いたします!(下の写真の撮影はケイコ・K・オオイシ)
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そして6月12日(木)は先日刊行された「大韓ロック探訪記」出版記念トークイベント@新宿dues。お相手はもちろん「大韓ロック探訪記」著書の長谷川陽平さんです。
以前から長谷川さんとのトークイベントはリクエストが多かったため、この日のイベントもチケットの販売開始からわずか数日でソールドアウト!長谷川さんの人気ぶりを改めて実感しました。
この日は2時間に渡り、長谷川さんが大韓ロックの魅力をレクチャー。長谷川さん所有のポンチャック・マシーン(ポンチャックで使われるリズムマシーン内臓のキーボード)試奏タイムもあり、90年代に撮影されたホンデのインディー・シーンの貴重映像あり、シン・ジュンヒョン&ヨプチョンドゥル出演のカルト・ムーヴィー「美人」(74年)の上映あり……と盛りだくさんの夜となりました。
長谷川さんとのトークイベントは今後も定期的にやっていきたいと考えています。なにせまだまだネタはありますので……。

そして14日(土)はタイ音楽のコレクター・チーム、SOI48とのトークイベント@渋谷LI-PO。音楽雑誌『CDジャーナル』で彼らがやっている連載「いってきます。(ちょいとアジアのレコ屋まで)」との連動企画とのことで、SOI48の2人にタイ音楽、特に彼らが専門的に掘り起こしているモーラムのディープな世界をナヴィゲートしてもらいました。
なにせ首都バンコクではすでに掘り起こすレコードがないからと、なにもないド田舎まで足を運び、タイ語で「レコード買います」と書いたTシャツ着用で町中を歩くというキ○チガイじみた2人です。予想を遥かに超えるディープでマニアックなトークが繰り広げられました。いやー、こちらもおもしろかった!

なお、6月28日にはそのSOI48がオーガナイズするパーティーがあります。なんとモーラム界のスーパー歌姫アンカナーン・クンチャイが初来日!「誰それ?」という方も足をぜひ足を運んでみてください。10年後には「ええっ、あのアンカナーン・クンチャイの来日公演を観てたんですか!?」と自慢できるかも。
詳細はこちらでどうぞ!
http://soi48.blogspot.jp/2014/05/628sat-soi48-vol10-angkanang-kunchai.html
soi48vol.10f